国語の授業 登場人物の日記
国語の授業 登場人物の日記
文学作品の学習をする時に、登場人物になって日記を書かせます。
子どもがどう読み取り、どんな考えを持っているのかを知ることができます。
ごんぎつねや大造じいさんとがんなどの物語を学習する時に取り入れてみると面白いので、実践してみてください。
例えば、ごんぎつね では、ごんか兵十になったつもりでその日のことを書くのです。
場面を選ばせるといいです。
例
ごんの日記
ずっと雨だったから、一人で穴の中でたいくつでした。
だからやっと雨がやんでうれしかったです。
川に行ったら、兵十が魚を取ってたので、イタズラをしました。そうしたらうなぎが首にまきついてびっくりしました。それに兵十に見つかったからもっとびっくりしました。
兵十日記
おっ母のぐあいがずいぶんわるい。
なんとか元気になってほしい。
おっ母の好きなうなぎを食べたら、少しはよくなると思って、川に取りに行った。
すると、あのごんぎつねのやつが、うなぎをぬすんで行きやがった。
せっかくおっ母に食わせようと思ってたのに、ぜったいにあいつはゆるさねえ。
というような日記(心の中の声)をワークシートや、ノートに書かせます。
すると、その場面の登場人物の心情がよりはっきりと分かってきます。
いろんな物語文で活用できます。