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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

教師の言葉 認める力

教師の言葉  

認める言葉で子どもが伸びる

 

 

褒めるというより認めるというのがしっくりきます。

 

 

花の種に水をかけるように毎日子どもたちに認める言葉をかけるのです。

 

 

もちろん不適切な行為は叱らねばなりませんが、その事についてはまた今度。

 

 

今回は認める事の大切についてです。

 

 

どんな認める言葉を使っていますか❓

 

 

 

例えば運動会の演技の練習。

 

 

一人ずつ声をかけていきます。

 

 

「いいね〜❗️」

「すごい❗️」

「カッコイイ❗️」

「ナイス❗️」

「素晴らしい」

「上手い❗️」

「バッチリ❗️」

「最高❗️」

「花まる❗️」

「がんばってる〜❗️」

「ピッタリ❗️」

「上手くなった❗️」

「ドンドンよくなってる❗️」

「惜しい❗️あと少しだ❗️」

 

 

  努力の過程や成果を認める短い言葉を笑顔で身振りでVサイン、OKサインをしながら伝えていけばいいのです。

 

 

  出来てない所は、後で具体的に伝えるだけでいいのです。

 

 

運動会に限らず、学習活動全てにおいて大切な教師の営みです。

 

 

 

いろんな言葉で、肯定的な言葉を適切にかけていますか?

 

何でもかんでも褒めるとは違います。

 

 

子どもは敏感です。先生のお世辞なんかすぐ見抜きます。

 

だからこそ、認める言葉は、本気で伝えるのです。

 

①過程の努力を認める

   成果より成長を認めるのです。

 

 頑張ったことが力になってるよ❗️

先週よりかなりよくなってる❗️

 

 

②具体的に認める

   一部分でも認める

 

 

この漢字練習の二つ目までは、とても丁寧に書いてるね。

 

答えは惜しかったけど、式まではバッチリになってるよ。

 

 

③気持ちで認める

 

この絵何か味があるね〜

 

この作品ほしいなぁ〜先生の家に飾りたいぐらいだよ〜

 

 

本当に思ったことしか言いません。

 

 

そうすると、欠点を指摘重視の指導より効果があるのです。

 

欠点は言わなくてもほとんどは子どもも自分でも分かっているのですから。

 

 

子どもの意欲が上がるのも、やる気を失うのも、先生の言葉か果たす役割は、とても大きいのです。

 

 

 

6年生での図工で木彫りのオルゴールを作る授業で、ある子に

「君は本当に細かい作業を根気よく続けて、すごい作品を仕上げたね〜」

と言葉をかけたことがありました。

 

ずいぶん時が経ち、同窓会をした時に

 

「今、家具の職人になったんです。あの時の先生の言葉が心に残っていて•••」

 

と言ってくれました。

 

 

教師冥利につきる言葉です。