学級記念日を創ろう
学級記念日を創ろう
クラス全員で何かを成し遂げた時、
全員が一つの課題を達成できた時、
クラスで起きた問題を解決できた時、
私は「学級記念日」を創って、カレンダーやクラス年表に書き込んでお祝いをしています。
体育で教えあって全員がとび箱をとべたときは、「とび箱記念日」にして、牛乳でカンパイ❗️
運動会のダンスを全員が覚えて踊れるようになった時には、「ダンス記念日」
クラス全員が漢字テストを合格したら、「漢字記念日」
友だちにいやなあだ名をつけて呼んでいたことをみんなで考えあった時には、「友だち記念日」
というような記念日を節目節目で創っていました。
記念日にすると、クラスの思い出として意識に残るからです。
その都度、私は子どもたちに語りかけます。
人は一人でも生きていかないといけない。
友だちがいなくても生きていける。
でも、誰かがいっしょだと喜びは、倍になる。
誰かがそばにいてくれるだけで悲しみは半分になる。
クラスは、たまたま集まっただけだけれど、一年間を楽しく「暮らす」のか、いやな思いで「暮らす」のか、みんなで考えていこうよ
というような話をしています。
全員で安心できるクラスを作っていくんだと語りかけます。
学級記念日を創ったり、日常の何気ない場面を大切にしていくことで、少しずつあたたかいクラスになっていくのです。