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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

想像力を伸ばす その6

想像力を伸ばす  その6

 

相手を思いやる力

 

 

これまで紹介してきた「魔法のテレビ📺」をいろんな場面で使っていくと子どもの想像力は伸びていきます。

 

学級で話し合いをするような揉め事や、子ども同士のトラブルの際にも相手の様子を見て、心の中を想像させます。

 

もちろん、自分の伝えたいことはしっかりと出させた上で行うのです。

 

でも、泣いたり、怒ったりして、うまく自分の思いを伝えられない時もあります。

 

 

 

そんな時に「魔法のテレビ」で心の中の言葉を考えさせるのです。

 

 

低学年や中学年では、大阪府人権教育研究協議会が作成した「いま、どんなきもち?」という教材がポスターやカードになっているので、それを活用した授業を道徳でやっておくのもいいと思います。

 

 

がっかり〜、さみしい〜、はらがたつ!というような表情の子どものイラストがたくさん描かれています。

 

それを見ながら、この子は今どんな気持ちでいるのだろう❓と考えさせたらいいのです。

 

なぜそんな気持ちになったのかな❓

 

 

と問いかけると、「魔法のテレビ」を使って、背景を想像していきます。

 

 

自分の体験と重ねて「朝、お母さんに怒られたから機嫌がわるいんだ」など考えを出してくれます。

 

 

人の感情を想像する力は、今とても重要になってきています。

 

 

また、自分の感情を言葉にしてうまく伝える力も同様に重要になってきています。

 

 

人間関係を結ぶためにかかせない力です。

 

 

こうした力を低学年から育んでいくためにも、この想像力は大切なのです。

 

 

ダウンロードもできるので活用してみてください。 

 

 

基礎となる力を充分に耕しながら、実際に起きた出来事の中で、感情をうまくコントロールしながら、想像力を働かせていくのです。

 

 

Aさんは、今どんな気持ちでいるのだろう❓と

 

 

周りの子らは、今、どんな気持ちでいるのだろう❓

 

 

まずは、そこからです。