授業 小学校 学級 国語 算数 教師力 作文 授業力 社会 体育 図工 理科 総合 学び合い 人権 道徳

授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

国語 敬語大会 2ナイショの作文

 

 

国語 敬語大会 2 ナイショの作文

 

 

さて、敬語の学習をして、家で家族に敬語で話し、その場面を作文に書いてくることを宿題にしたとその1で紹介しました。

 

 

どんな作文を書いてきたかと言うと・・・

 

家に帰ってお母さんに敬語作戦を開始した。

「お母様、お願いがあるのですが、聞いていただけますでしょうか?」

「え〜〜何〜変なしゃべり方して〜」

「おこづかいの件なんですが〜」

と言いかけたら、速攻で

「絶対、無理!」

と言われました。

「そこを何とか、お母様」

  無視されました。僕のこづかいアップの夢はあっけなく消えました。

 

 

 

いつ敬語を使おうかと考えていました。すると、お母さんが

「宿題は?」

と聞いてきたので、

「はい、やってまいります」

と言うと、

「何でそんな言い方するの、早くやってきなさい」

とおこられたので急いで宿題をしました。終わってお茶を飲もうとしたら、

「ちゃんと宿題やった?」

とお母さんがまた聞いてきたので

「はい、やってまいりました」

と答えると、

「また変な言い方して、何かたくらんでいるやろ?」

と言われたので、敬語の宿題のことを説明しました。すると、

「ということは、まだその作文の宿題はまだ終わってないやろ。早くやってきなさい」

とまた叱られました。お母さんの反応は面白かったけど、敬語はむなしいと思いました。

 

 

 

こんな楽しい作文がいっぱい出来上がりました。これらを学級通信に掲載して、保護者の方にネタバラシしました。

 

 

子どもたちは、共通のテーマで作文を書いたので、その状況や様子の描写を読みながら、お互いに盛り上がっていました。

 

 前回に紹介した「サソリの標本大作戦」の作文や今回のようなナイショの作文は、時々、日記の宿題にすると楽しんで書いてきます。