学級通信のススメ
学級通信のススメ1
子どもの日記でつながる
学級担任をするなら、学級通信を出すことをオススメします。
私は学級通信を学級づくりの中心の一つとして位置づけて、新任の時から出しています
子どもたちの日記を載せて、みんなで読み合うことで、つながりが生まれます。
家や学校でのお互いのくらしや、考えを知ることで共感したり、理解し合えたりするようになってきます。
学校ではいつも眠たそうにしているあの子は、夜も家で小さい妹の世話をしていること。
友だちといつもケンカをしてしまう子が、両親と離れて暮らしていて、さみしい思いをしていること。
勉強が苦手な子がお父さんの仕事の手伝いを毎日していること。
そんな生活の事実を読み合うことで、友だちへの見方が変わっていきます。
学校の授業だけでは見えなかったその子の頑張りや内面が見えてきます。
これまで書いてきた学級通信は、私の宝物になっています。
B4の学級通信は、約3000枚ぐらいに出してきました。
年間の授業日数より多く出したこともありました。
6年生の3学期に子ども一人ずつの特集を出し始めて、卒業までの残り日数がクラスの人数より少ないことに気づいた時には参りました。
その間の出来事で載せたい出来事もあり、1日に2枚や3枚出す事も出てきました。
いつもは不定期に出すので、年間に50枚から100枚ぐらいです。
日記だけではなく、授業の様子や担任としての私の考えを載せることで、子どもたちや保護者の方にメッセージを送ってきました。
「学校での子どもの様子がよく分かります」という保護者の方の声や、「先生の授業や学級経営の考えが分かり、安心できました」という嬉しいお便りもたくさんいただきました。
初めはどんな事を書いたらいいのか、悩まれるかと思います。
少しずつ紹介をしていきますので、よかったら参考にしてください。