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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

子どもは怖い話が大好き!?

 

子どもは怖い話が大好き!?

 

 

図書室で人気な本の一つは、怪談モノです。

 

 

どうして子どもは怖いくせに読むのでしょうね。

 

 

私にも「怖い話をして」とせがんできます。

 

 

 

たまにしてあげると、大喜びです。

 

「カーテンを閉めて〜」

 

というとイソイソと閉めに行きます。

 

「みんな、前に集まって〜」

 

シーンとして聴いていますが、怖い子は耳を塞いでいます。

 

「昔ね、森にキャンプに・・・」

 

と小さな声で話し始めます。

 

 

最後に定番の

 

「それは・・・お前だ〜❗️❗️」

 

と叫ぶと大喜びで?怖がります。

 

 

ただし、あまり怖すぎる話はいけません。

 

 

ダジャレの面白い「怖い話」で充分です。

 

 

🔵「不思議なたこ焼き」

 

🔵「青い血の話」

 

🔵「おおかみおとこの話」

 

🔵「ヘビの呪い」

 

 

などで充分です。

 

「不思議なたこ焼き」は有名ですね。

 

蓋を開ける度、たこ焼きが減っていく不思議な話だけれど、結局、蓋についていただけの事です。

 

 

怖い話の後には、こんな話をした方が子どもにとっても尾を引かないのでいいと思います。

 

 

 

🔴昔、新任2年目の私の失敗談です。

 

5年生の野外活動でキャンプファイヤーときもだめしを担当した私は、張り切ってやり過ぎてしまいました。

 

きもだめしは、森の中に3つのコース(金、銀、銅の勇者)を作り、メダルを一人で取ってきます。

 

音楽の先生に怖い曲調のBGMをシンセサイザーで録音してもらい流しました。

 

さらに、古いマネキンを借りてきて、木に括りつけたり、池の中に逆さまに突っ込んだり、小屋の中にぶら下げたりしました。

 

 

真っ暗な森はただでさえ怖いのに、やり過ぎでした。

 

4クラス、約150人の子どもが一人ずつ10秒置きに出発していきます。

 

 

最後に残った30人は、宿舎のバンガローまで帰る銅の勇者コースでした。

 

 

しかし、一人が泣き出すと、連鎖反応で30人全員泣いてしまいました。

 

 

 その子らを連れてバンガローまで帰るのも大変でした。

 

 

途中、オバケ役の先生がおどかしに出て来るたびに、子どもたちが大泣きします。

 

 

「もういいです〜」

 

 

と止めていました。

 

 

 

やり過ぎが身にしみました。

 

 

その夜、マネキンを回収し忘れて、翌日の早朝に慌てて片付けました。

 

 

 

その後、学校でオバケ屋敷やきもだめしをする時には、子どもに任せて見守るだけにしました。

 

 

怖いからヤダと言っていた子も自分がおどかす側の役だとウシシと楽しんでやっていました。

 

 

楽しむぐらいがちょうどいいのです。