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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

体育 なわとび 1入門編

 

体育 なわとび 1 入門編

 

 

寒くなってくると、どの学年でもなわとびが体育の授業であります。

 

 

低学年では、まずナワをどのように回しているかを確かめます。

 

 

①腕全体を使って回す

 

 

②肘を使って回す

 

 

 

③手首を使って回す

 

 

手首を使って回せていないと、上手く跳ぶことができません。

 

 

🔶回旋の練習をします

 

①身体の前で回す(プロペラ)

 

  

②身体の横で回す(水車)

 

 

③頭の上で回す(ヘリコプター)

 

 

④身体の前で∞の形で回す(八の字)

 

 

いずれも左右片方ずつ行ないます。

 

 

「ビュン!ビュン!と音が鳴るように回してごらん」

 

という声かけが効果的です。

 

 

 

🔶手首で回旋が出来るようになれば、横で回しながら(水車)、ゆっくり跳躍します。

 

 

縄跳びは、回旋と跳躍の組み合わせです。

 

 

難しいのは、手は後ろから前へ、上から下への動きであり、足は下から上への動きという身体の動きになるからなのです。

 

 

その動きに慣れるためにも、両手にナワを持って跳ぶ前に、片手に両方の端を持ち回しながら跳ぶ練習をしておくのです。

 

 

🔶跳ぶ練習

 

①ナワを地面に置き、その上を前後に跳ぶ。

 

②左右に跳ぶ

 

③片足で跳ぶ

 

④左足、右足と駆け足で跳ぶ

 

 

回旋をせずに跳ぶだけの運動をウォーミングアップにするのもいいのです。

 

 

🔶跳び方の違い

 

縄跳びの跳躍は、普通のジャンプと少し違う事を教えます。

 

 

膝を曲げずに跳ぶからです。上に跳ぶというよりも地面に降りた反動で弾むのです。

 

 

その弾む感覚を身体で覚えるためには、膝をリラックスさせて伸ばし、ゴムまりのように両肩を下に押して弾ませてあげます。

 

 

ペアで弾む練習をさせると苦手な子もだんだん感覚を掴めてきます。

 

 

🔶ナワの工夫

 

どうしても難しい子には、持ち手のところに新聞紙を巻いて長くしてあげます。

 

持ち手が長いと回旋がしやすくなります。

 

 

出来るようになってきたら、新聞紙を少しずつ切って短くしていくと元のナワでも跳べるようになってきます。