3年生 理科 植物のタネ
🔴3年生 理科 植物のタネ
◯教科書では、ひまわり・ホウセンカ・マリーゴールドのタネを観察して、タネをまき、発芽やその後の成長を観察していくことになっています。
◯この3つの花のタネは、形や大きさがハッキリとした違いがあり、その後の成長の様子もそれぞれに特徴もあります。
◯比較をすることで植物の違いを理解しやすいために選ばれているかと思います。
◯学級園が広い所では、1人で3種類の花を植えて観察することも出来ますが、多くの学校では、それだけのスペースはないかと思うので、グループで育て、観察することになるかと思います。
◯タネの観察は、シャーレなどの容器に3種類のタネを数粒ずつ入れ、グループで観察して、ノートや発見カードにスケッチして気づいたことを書いていく方法がよいでしょう。
◯そして、学級園に直播きするよりも、ビニールポットにタネを植えた方が子葉の観察も教室で出来るのでいいかと思います。
◯ビニールポットをグループ数×3を用意し、教室の床に新聞を敷いた所で土を入れておきます。
◯グループの机の上にも新聞を敷き、ビニールポットを一つずつ置かせます。
◯ポットには、ビニールテープに何班か数字を書いて貼らせます。
◯3種類のタネの中から1種類だけ渡していく方法がいいかと思います。いっぺんに3種類渡すと落としたり、何を植えたのか分からなくなったりしやすいからです。
◯ヒマワリだけを渡して、植えたらポットを箱に入れに来させます。
◯そうして花ごとにポットを箱に入れて、何の花かを書き、外に運ぶ方法がいいと思います。
◯発芽しない場合もあるので、予備のポットにもタネをまいておくと良いかと思います。
◯屋外でタネを配って植えると、落としたり、風で飛ばされたりして、混乱しやすいのです。
◯そして、子葉が出たら箱ごと教室に運んで、観察したらいいのです。
◯少し育ったら学級園に植え替えて観察をします。
◯また、3種類の花の成長を待つ間に、次の単元の学習に入ればいいのです。
◯それぞれの花の成長は、丈の長さを測り、色の違う紙テープを模造紙に貼っていくことで違いを見つけやすくなります。
◯特にヒマワリは子どもたちの背丈を超えていくので、植物の成長の凄さを実感することができます。