算数 図形 ペントミノ
🔴算数 図形 ペントミノ
🔶正方形を5枚組み合わせると何種類の図形ができるかをグループで考えさせます。必ず一辺が接するように並べます。
🔶全部で12種類の図形ができます。
🔶なので、5×12=60枚の正方形が必要になります。グループに60枚の正方形の紙を渡します。
🔶プリントに印刷して裁断機で切って渡してもいいし、子どもに切ってもらってもいいですね。
🔶小さな折紙や正方形の付箋でもできます。また、正方形のタイルやブロックでも出来ます。
🔶一つの図形ができたら、正方形をセロテープで張り合わせていきます。
🔶12種類の図形は見つけることができるはずです。他のグループが見つけた図形を見て作ってもいいごとにすればいいのです。大きめの正方形を用意して、発見した図形から黒板に貼っていってもいいと思います。
🔴全てのグループが12種類を作ったら、確認をします。ここからが難しくて面白くなります。
🔷12種類の図形を組み合わせて、大きな長方形を作るのです。
🔷ここで図形の枚数とそれぞれの形を考えさせるのです。
🔷長方形は縦×横で枚数は60枚なので、縦と横に何枚並べられるのかを考えるのです。
🔷1×60と2×30は図形の形から長方形にはできません。
🔷3×20と4×15と5×12と6×10の長方形が作れます。
3x20 は 2通り
4x15は 368通り
5x12 には 1010通り
6x10 には 2339通り
これだけ答えがあります。
🔶一人で考えるよりも、グループで考える方が知恵を寄せ合って楽しむことができます。
🔴3年生以上なら解くことができます。おとなでも難しい問題ですが、動かしながらパズルのように楽しむことができます。
🔷授業参観ですると、保護者もいっしょに楽しむことができますよ。
🔴ちなみに正方形5つはペントミノですが、複数の正方形をつなげたものをポリオミノといいます。ポリオというのは、多くのという意味です。
🔶正方形1つはモノミノ、2つはドミノ、3つはトロミノ、4つはテトロミノといいます。
🔶ドミノはゲームやドミノ倒しで知られていますね。テトロミノは、テトリスのゲームと同じです。
🔶正方形6つはヘキサミノ、7つはヘプトミノ、8つはオクトミノとなり、アレンジするといろんなパズルができるはずです。
🔴お子さんがおられる方もご家庭でいっしょにチャレンジしてみてください。
🔶サイコロのような立方体を組み合わせたパズルもありますので、手作りしてみても面白いかと思います。
🔶子どもの空間認知力もつきます。