体育 ボール運動 基本の運動
🔴体育 ボール運動 基本の運動
◯ボールを使った基本の運動をいくつか紹介します。
◯低学年や中学年では出来るだけ柔らかいボール、ソフトドッジボールなどが恐怖心なく扱えるかと思います。
◯低・中学年では、ボールに慣れることやボールを扱うことを楽しみながら基本的な技能を養っていくことが必要です。
◯高学年では、ボールゲームを行う前に、こうした基本の運動をすることで感覚を掴んでいきます。
(1)1人でボール運動
①両手で上に投げてキャッチする。(ワンバウンドでキャッチ→ノーバウンドでキャッチ)
②両手で上に投げ、受けるまで何回手を叩けるか。
③両手で上に投げ、その間に床をタッチしてキャッチする。
④両手で上に投げ、その間に体を一回転させてキャッチする。
⑤バウンドさせてからキャッチする
◯①〜⑤を組み合わせることでバリエーションはさらに増えていきます。
◯どんなやり方で他にあるか発明しようとグループで考えるといろんなアイデアが出てくるはずです。
(2)2人でボール運動
[背中合わせ・柔軟性]
①体をひねって横から渡す。
②股の下から渡し、頭の上から受け取る。
③右、左、上、下の指示に合わせて渡す。(または、自分たちで自由に)
[向かい合わせ]
①転がしたパスをキャッチ。
②バウンドさせたパスをキャッチ。
③下からの両手パスをキャッチ。
④少し上に投げたパスをキャッチ。
(30秒で何回出来たかを競ってもOK)
⑤転がしたボールを相手が指定した体の部分で止める(左足・右肘・腹・尻など)
⑥ドロップボールキャッチ
相手が両手で持って落としたボールを床に着くまでにキャッチする。
キャッチする側の最初の手の位置をだんだん高くしていくと難度が上がります。
(高学年なら、ボールを出す側が前後左右いろんな方向に軽く投げ上げ、それを反応よくキャッチする運動もできます)
⑦2つのボールを同時に投げ合いキャッチする。(転がし、バウンドなど)
◯こうした基本の運動を教えてから、ペアでのボール運動もいろんなアイデアを考えさせると、面白い発想が出てきます。