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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

平和学習④被害と加害の両面から

🔴平和学習④被害と加害の両面から

 

 

◯平和学習で戦争についての授業で特に大切にしたいことです。

 

 

◯空襲や沖縄戦、原爆投下については、どの学校でも学習はしているかと思います。

 

 

◯たくさんの尊い命が失われた事実を忘れないためにも、とても大切なことです。

 

 

◯しかし、被害を受けた事実だけを学習したのでは、戦争を学んだことにはなりません。

 

 

◯戦争の相手国、日本が植民地として統治していた国、戦線を拡大し巻き込まれた他国の人々への加害の面からも、同時に学ぶ必要があります。

 

 

◯被害と加害の両面から考えなければ、戦争の全体像は見えてこないと思います。

 

 

◯「日本の加害性を強調しすぎている、日本だけが悪いのではない」「歴史の負の部分ばかりで正の部分を取り上げていない、日本に誇りを持てない歴史教育は間違っている」という「自虐史観」の論調が強くなり、教科書から「加害」についての記述が変わったり、消されたりしています。

 

 

日清戦争日露戦争第一次世界大戦日中戦争、そして太平洋戦争の中で、たくさんの犠牲者が出ています。

 

 

◯しかし、欧米諸国と同様に日本もアジアの国々を占領し、その中で多くの人々の命を奪っていることは忘れてはなりません。

 

 

◯日本の加害も被害も学んでこそ、戦争について知り、平和の大切さを考えることができるのではないでしょうか?