教師の言葉 その1 イジリ
教師の言葉 心が言葉を選ぶ
先生のたった一言の言葉の影響
子どもが初めてメガネをかけてきた日。
散髪してきた日。
日常のささいな出来事でもどんな言葉を子どもにかけているかを考えてみませんか❓
小学生にとって先生の一言は、とっても影響があります。
取り返せる時もありますが、たった一言で信頼を失ってしまう場合もあります。
先生が授業中に子どもを「いじって」笑いを取る時、本当にそれで傷ついていることはないのかを考えられる先生でいてほしいと思います。
以前、家庭訪問で保護者から聴いた話です。
前の担任がメガネをかけていた子には、このクラスの「のび太」。
体格のいいその子は、「ジャイアン」みたいだと言われたそうです。
クラスのみんなが笑ったそうです。
先生は軽い冗談のつもりでした。その子は教室では笑っていたけれど、家に帰って泣いていたそうです。
「イジメ」と「イジリ」は一文字しか違わないのです。
テレビのお笑い番組では仕事だから通用しているのです。
教室で同じことが出来るでしょうか❓
それぐらい笑いで吹き飛ばせる力をつけている子もいます。
でも子どもの感じ方は、一人一人違います。
そのことを先生は、心に留めて言葉を大事に使わなければなりません。
言葉は、心が選ぶのです。
その2に続く