算数 楽しい授業 その2
算数 楽しい授業 その2
知的好奇心がわき、難しいけど楽しい問題で授業を構築していくことが本当におもしろい授業です。
でも、時には子どもにとってシンプルにおもしろいことも取り入れると変化もあり、子どもによっては算数が好きになるきっかけにもなります。
30年前、ファミコンのゲームが流行った時に5年生の授業で取り入れたら、算数が嫌いだった子が熱中してやってくれました。
それから時々やっています。
単純なことで「な〜んだ」というものですが、実際に小学生には効果があったので試してみてください。
ゲームのようにキャラクターを登場させるだけです。
教科書の問題でも、
「わり算大魔王からの挑戦です」
と適当に黒板にわり算大魔王の絵を描いて、声色を変えて
「さあ、解けるかな〜⁉️」
というだけで、ビックリするぐらい食いつきました。
「この問題を解ければ剣のアイテムが手に入るのだ」
などというだけです。
5年生でも盛り上がるのですから、3年生でやったら、すごい熱中です。
前回の「算数 楽しい授業 その1」で書いた答えがたくさんある問題でもやりました。
🔲🔲➗🔲=🔲あまり4
「わり算大魔王をみんなの力で倒すんだ!オラにみんなの力を貸してくれ❗️」
というだけで一生懸命考えて黒板に答えを書きにきます。
たくさんの答えが出たら、
「ようし、わり算大魔王をやっつけろ」
と子どもといっしょに
「おりゃ〜〜‼️」
わり算大魔王は、
「なかなかやるな!だが、そんなものではワシは倒せん。また、テストで勝負だ‼️その時まで修行しておけ❗️さらばじゃ」
と去っていきました。
こんな感じでいいのです。
たまにするぐらいで充分です。
あまりやると効果がなくなります。
休み時間も自分たちで勝手に問題を出し合って、解いて、アイテムを作って算数をしていくのですから。