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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

命の学習1 動物の命

 

命の学習1  動物の命

 

 

2年生での取組です。

 

 

春の遠足では、動物園に行きました。

 

一番最初に動物たちの慰霊碑に行きました。

 

 

飼育中に亡くなった動物、戦争中に処分されてしまった動物たちのことが書いてあり、レリーフとなっています。

 

 

そこで動物たちの命のことを話してから、グループごとに見学です。

 

 

そして、秋の遠足では県内にあるアニマルパークで牛の乳搾りを体験したり、羊にエサをあげたりしました。

 

 

施設には、捨てられた犬や猫の保護所もあり、引き取って育てている人を募集しています。

 

 

施設の事業で「命の学習」という出前講座があり、家畜やペット、野生動物の話をしてもらったり、自分の心臓の音を聴いたりして、命について考えました。

 

 

また、犬や猫のペットが飼い主の都合で捨てられている事について、考え合いました。

 

 

可愛い犬や猫の写真を見せた後、保護施設で哀しそうにしている犬や猫の写真を見せました。

新しい飼い主が見つかって幸せそうに暮らしている写真も見せました。

 

処分される寸前に引き取られた犬が、救助犬となって人を助けていることも知りました。

 

 

そして、ガス室で処分されている事実と、そこで働いている人の気持ちを学んだ子どもたちは、

「飼うのなら、絶対に最後まで飼わないとあかん!!」

「なんでそんな無責任な事するんや」

「動物の命をなんて思ってるんやろ」

「ペットの犬や猫は、オモチャじゃないんや、育てられへんかったら飼う資格はない」

などの考えを出してくれました。

 

 

また、私たちがいつも食べている牛や豚、鶏の事も学習します。

 

おいしいお肉を食べているけど、それは牛の命だという事、命をいただいている事に気づいた子どもたちでした。

 

 

私たちの身の回りには、肉だけでなく、牛からもらっていらものがたくさんある事にも目が向きます。

 

皮はボールやグローブ、ランドセルに。

牛乳は牛の赤ちゃんが飲むはずのものを人間がもらっている事。

 

子どもたちは、動物の命を通して、大切な事を学んでいきました。