理科 大地のつくり 地層の学習
理科 大地のつくり 地層の学習
この単元は、実験や観察がなかなか難しいのです。近くに地層が見える所がなくて、映像で学習することが多いなります。
また、実験も砂や土を流して堆積していく様子を観察する実験ぐらいしかありません。
私がこの単元でやってみた実験を紹介します。
色粘土を買ってきて、薄く平らにして、いろんな色の粘土を積み重ねて層にします。
横からは何色か見えないようにします。
グループごとにその色粘土を渡します。
ストローをさして、抜くと、表面から底まで、どのようになっているのかを調べる事が出来ます。
実際の地層調査の「ボーリング調査」の見本が理科室にあれば、それと比較しながら考えるわけです。
中にごま粒をいくつか入れておくのも面白いです。
化石や遺跡の発掘のように、ストローをさして見つけ出すと、どの色の所にあったのかで、実際の地層調査で年代が分かる事をイメージしやすくなります。
また、色粘土だとしゅうきょくや断層のモデルも作りやすいので、便利です。
学校のいろんな場所の砂や土で層を作っても面白いのです。