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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

遊びの勉強 昔の遊び

 

🔴遊びの勉強

 

 

 昔の遊びと今の遊び

 

 

生活科で家族の方に子どもの頃の遊びを聞き取りをして、昔と今の遊びについて考えます。

 

 

○お母さん 

おはじき、人形、かくれんぼ、花いちもんめ、あやとり、ゴムとび、ままごと、まりつき、ケンパ・・・

 

 

○お父さん

べったん(めんこ)、ビー玉、こま、ローラースケート、たこあげ、バラ当て、かんけり・・・

 

 

○おじいちゃん

川遊び、スキーを作って遊ぶ、手作りの弓で遊ぶ、手作りの竿で魚釣り、べーごま、コマ回し・・・

 

 

 

聞き取りをしてきた昔の遊びと今の遊びを比べて、どんな所が違うのか、考えてもらいました。

 

 

20年前の1年生の授業です。

 

「昔の方が遊びが多い」

 

「昔は川がきれいだから遊べたけど、今は汚れているから遊べない」

 

「今は遊びが少ない、遊び方を知らん」

 

「昔は自分で考えて遊びを作っていた」

 

「昔は工夫して作っていた。今はお店で買ったそのまま」

 

「でも、ぼくはミニ四駆とか、ちょっと改造して作ってる」

 

 

1年生でもこれだけ自分たちの遊びを分析したのには感心しました。

 

 

しかし、

 

「みんなも自分で作ったり、工夫したりして遊ぶ方が面白いやろ?そんな遊びをしてみたらどうかな?」

 

と言うと、

 

「作ったりするのはめんどくさい」

 

「そんな時間ないわ」

 

「お店で売ってる方が面白いで〜」

 

という声が出ました。

 

 

確かにそんな意見も無理ないとも思います。経験をしていないからです。

 

ただ、子どもたちには、自分で工夫することの楽しさや、作る喜びも味わってもらいたいと思います。

 

 

そこで、いろんな遊びを伝えていくのです。

 

 

昔の遊びの発表で、友達から「陣地取り」の説明を聞いた子が、

「おもしろそうやなぁ〜休み時間にやってみよう」

とつぶやいていました。

 

 

つづく