声を使わない授業
🔵声を使わない授業
話す事に頼り過ぎない授業
「先生の話は長い」
以前の記事「教師の言葉」でも書きましたが、説明が長すぎると、子どもたちには伝わりにくくなります。
話す事に頼り過ぎない授業を心がける必要があります。
子どもの活動、思考が授業の中心です。
たまに、話に頼らない授業をしてみてはどうでしょうか?
声を出さずに授業をしてみるのです。
私は子どもの頃から扁桃腺炎がよく腫れて、この歳になってもよく熱が出て寝込んだり、喉が痛くて声が出なくなったりします。
そんな時でも授業はあります。
声が出ない時は、どんなふうに授業をしているかというと
○ささやくような声を聴いてもらう
○黒板に字を書いて筆談の形で
○一番前の子の耳元で囁いてみんなに伝えてもらう
こんな形で3日間、授業をした事もあります。
子どもは、いつもより静かになり、授業に集中してくれます。
私のささやき声を聴き取ろうとしてくれました。
また、私のジェスチャーを何とか理解しようと集中していました。
黒板に書いた言葉もよく見ていました。
私も声に頼れないので、それ以外のあらゆる手段を使わないと伝わらないので、必死です。
普段、いかに話に頼っていたのかを痛感します。
一度、声を使わずに授業をやってみてください。
いろんな事が見えてくるはずです。