国語 5年生 テレビとのつきあい方
🔴国語 5年生 テレビとのつきあい方
東京書籍の5年生の教科書に掲載されています。
🔶説明文の授業ですが、社会科の「わたしたちのくらしを支える情報」と関連づけて、同時進行で合科的に行う事が出来ます。
🔶テレビの情報は、映像や写真の切り取り方や、編集の仕方、報道する側の意図で内容の伝わり方が違ってくる事を読み取れれば良しとしてもいい教材だと思います。
🔶ピラミッドだけが映った写真、ピラミッドの周りのホテルも映った写真が例として取り上げられています。
🔶写真の切り取り方でイメージがずいぶん変わります。伝える側の意図によって、受け取る側の感じる事が左右されることを文と写真から読み取らせることが必要です。
🔶一部だけの情報で想像すると、真実と違ってくることを考えさせたい所です。
🔶教科書では、インターネットやテレビ、新聞などのメディアとのつきあい方をそれぞれが書いてみようという指導例が載っています。
🔶本文と資料には、2010年の調査として、「世の中の出来事や動きを知るうえで役に立つメディアは何ですか」という質問で。テレビが一番と答えた人が断然多く、テレビを見ている時間も他のメディアよりもずっと多いと記述されていますが、この8年でずいぶん変化しているはずです。
🔶算数で割合の学習も同時期にしているので、子どもたちの調査をしてグラフにしてみるのも面白いかと思います。
🔶保護者へも子どもたちが聞いてきて、その結果の割合を計算してから、考えさせると、算数と国語を合科的に学ぶことができますね。
🔶今では、スマホなどのインターネットがテレビに近づいているか、上回っているかもしれません。
🔶ちなみに前の教科書にもこの教材は掲載されています。2005年のデータが載っています。
🔶次回の改訂では、この教材は教科書に掲載されていない可能性が高いのではとないでしょうか?
🔶重点的に読み解いていくというよりも、この教材文をキッカケにしてスマホなどのネットニュースの信憑性やSNSの危険性などに目を向けた「メディアリテラシー」を学ぶことの方がいいのではないかと思います。