小学校教員に必要な力①読む力・書く力
🔴小学校教員に必要な力①読む力と書く力
🔶新任の先生や教員を目指している方に伝えたいことを何回かに分けて書いていきます。
🔶まずは、4月に学校に赴任して担当学年が発表される前にしておくといいことです。(たくさんありますが、思いつく順に記述しています)
🔶それまでにできるだけ多くの教育関連の文章を読んでおくことです。
(以前にも「小学校教員をめざしている方へ」で書きましたが、大事な事なのでもう一度)
🔶ネットで調べてもいいと思います。たくさんの知識や技術を学ぶこともできます。ただ情報が多すぎて、これと思う内容になかなか巡り会えないのと、細分化された情報であることを理解しておいてください。
*教員向けのサイト、フォレスタネットにはたくさんの実践があるのでオススメです。
🔶書籍の場合は、知りたいことがまとめて記載されているので、全体像を把握しやすくなります。
🔶担当学年がまだ分からないので、学級経営の本やいろんな学年の授業が掲載されている本を読んでおいてください。
※おすすめの本は過去の記事をご覧下さい。
🔶自分が教室で授業をしている様子をイメージしながら読みます。
🔶自分が学級担任をしている様子をイメージして読むのです。
🔶本の内容を読み、自分ならこうする、こうした方がいいと、批判的にも読んでみることです。
🔴本を読んだら、簡単でいいので、ノートにまとめたり、パソコンに打ち込んでみてください。
🔶教員には、読む力と書く力が求められるからです。
🔶教員になると文章を読んだり、たくさんの文章を書くことが必要になってきます。
🔶特に文章力が必要になってきます。
①連絡帳に書かれた保護者への返事
②学年だよりや学級通信
③校務分掌での提案やまとめ
④研究授業の指導案
⑤通知表の所見
⑥事務書類
🔶山ほど文章を書くことになります。通知表の所見や保護者への返事が文章としておかしければ、信頼をなくします。
🔶LINEのような短文やネットのコピペでは通用しないのです。
🔶だから、文章を読むのが苦手な人ほど、文章を読んでおいてください。
🔶「読む力」が「書く力」を鍛えるからです。
🔴厳しい記述になったかもしれませんが、着任してから苦労するより少しでも出来ることをしておいてほしいのです。
🔶でも、教員になれば自ずと文章力はついていきます。また、若い世代の先生は、ネットを上手に活用して、文章を書いているので、安心してください。
🔶ただし、保護者への返事などにはマニュアルや文例はありませんからね。
🔴数年前に私が初任者指導をした先生は、ネットで参考になると思った授業や学級経営の内容を、ワードに貼り付けて文章化し、学年別や教科別のフォルダに整理して保存しているそうです。
🔶とてもいい整理法だと思います。すぐに探せるし、実践にも使えます。
🔶四月から教員になる方には、この方法はおススメです。ネットの情報を読みながら、実践や教材にも触れる事も出来ますし、知識の蓄積にもなるのでやってみてはどうでしょうか?
🔴今の間に教育に関する本やネットの文章を読み、ノートやパソコンに文章に書く力をつけておいてください。
(つづく)