子どもと遊ぶ先生に
🔴子どもと遊ぶ先生に
◯子どもにとって遊んでくれる先生は大人気です。若い先生は身体を動かしてぜひいっぱい遊んであげてください。
◯私も40代半ばまでは、休み時間は子どもたちと遊んでいました。万歩計は毎日4万歩近くになっていました。今はなかなか2万歩も行かなくなりました。
◯特に中学年くらいまではスキンシップは重要です。おんぶや肩車もしてもらいたがります。高い高いも喜びます。
◯昔、元気な1年生の男の子を肩車してあげました。すると、運動神経抜群なのに安定せずにこわがりました。実はその子にとって生まれて初めての肩車だったのです。お母さんが一人で育ててこられた家庭でした。
◯肩車が嬉しかったらしく、会う度に「先生〜肩車〜」とせがんでくるのでいつもしていました。
◯今でも老体にむち打ち、時々いろんな子にしてあげています。
◯子どもと遊ぶ時に気をつけてほしい事があります。いつも同じ子らと遊ばないで、どの子とも関わるようにすることです。
◯「先生〜遊ぼう!」と寄ってくる人懐こく元気な子どもたちばかりと遊んでいてはいけません、
◯恥ずかしがり屋さんやおとなしい子は、なかなか自分から言えないのです。
◯最初は、そばにいていっしょにいるだけでもいいのです。内面がだんだんと見えてくるようになります。
◯クラス遊びを先生がリーダーシップを取って仲良くなってくると、子どもたちだけで遊べるようになってきます。
◯遊びの様子を観察する事も大切です。授業では見えない事も見えてきます。友達関係や意外な一面が分かってきます。
◯ドッジボールが上手い子だけがボールを投げる「弱肉強食」の世界になっていないか、一人ぼっちで寂しい思いをしている子はいないかを見ていく必要があります。
◯みんなが楽しめる遊び方を伝えてあげる事も教員の役目です。