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小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

国語 敬語大会 1 ナイショの宿題

 

国語 敬語大会 1 ナイショの宿題 

 

 

敬語の学習で

 

 

尊敬語

 

謙譲語

 

丁寧語

 

 

を学びますが、実際に使えないと意味がありません。

 

 

6年生での実践?です。

 

給食の時間に

 

「これから敬語大会をします❗️敬語を使って会話すること。もし敬語以外使うとワンペナになりますからね❗️」

 

と言って楽しみながらの敬語の勉強を始めました。

 

 

「Aさん、○○ですございますか❓」

「はい、そうでございます」

 

聞いていると鼻から牛乳が出そうな敬語です。

 

「このお魚はとても美味しいでございますね」

 

「昼休みにサッカーなどはいかがですか」

 

「わたくしは、放送委員会のお仕事がありますので、残念ながら遊ぶことはできないのです。申し訳ありません」

 

など普段はまったく使わない言葉で、会話をしている子どもたちです。

 

でも、だんだんとボロが出てきます。

 

「先生、Bくんが笑かしてくるのでございます。だから怒って〜❗️あ⁉️怒ってください」

 

「ハイ❗️ワンペナ❗️」

 

「ワハハハハ〜」

 

「もうBくんが笑わすからやろ❗️」

 

「ハイ❗️ツーペナ❗️」

 

「えっ〜‼️そんなんしゃべられへんやん、もう黙っとこう〜」

 

「ハイ‼️3ペナ❗️」

 

途中で開き直って、

「あかん❗️オレもう敬語無理〜❗️」

と絶叫して、チェックされた子もいます。

 

しばらくすると、みんな沈黙。

 

口を開いた方が不利と悟ったようです。

 

「こんなに静かになるんなら、いつもしようかな」

 

と言うと、

 

「えっ〜❗️やめて〜先生〜❗️」

 

「あっ❗️1ペナ」

 

「・・・やめてください」

 

というようなまるでコントの世界になります。

 

 

そして、これを宿題にします。

 

「家に帰ったら、おうちの人に敬語で話すこと❗️その場面をいつものように会話文をしっかり思い出して書いてくるのが宿題です。ただし、これはナイショにすること。」

 

  これはノリノリでチャレンジしてきます。なかなか面白い作文が出来上がってきました。

 

 その2に続く