算数 平行四辺形の面積
算数 平行四辺形の面積
平行四辺形の面積の求め方
底辺✖️高さ
教科書を使って先生が説明するのではなく、子どもに発見させたいですね。
既に習っている長方形の面積の求め方を利用して、子どもが自分で考えて見つけることが大切です。
グループに方眼紙に書いた平行四辺形の面積をどう求めるのかを考えさせます。
すると、塾などに通っている子は、
「そんなんもう分かってるし」
ということがよくあります。
でも、なぜそうなるのかと問われると説明できない場合もあります。
公式は、底辺✖️高さ だからだけでは不十分です。
教科書には説明が書いてありますから、見ないで、公式の意味を説明できて、本当に理解しているといえます。
グループの中で友達が納得できるように図を使って説明できたら、
「なるほど‼️」
とその力をみんなで認めてあげたらいいのです。
それぞれのグループで出た考えをクラス全体で共有します。
同じことでも説明の仕方が違うはずです。
分からなかった子も、繰り返し似た説明を聴くことでハテナ❓からなるほど❗️に変わっていきます。
そして、本当にその通りなのかを教科書で確かめたらいいのです。
「みんなで発見して納得したことが教科書にも書いてあるよね」
「もう一度、教科書でおさらいしよう」
「公式を覚えることも大切だけど、自分で発見することは、とても大事なことだよ」
とおさえていけばいいのです。
また、平行四辺形の面積の問題では、答えがいくつかあるものを問いにすることもいいのです。
次の面積は何平方cmですかという問題よりも、
方眼紙に12平方cmの平行四辺形を書きなさい。
という問題を出すことで、いろんな発見が見つかります。
何種類書くことが出来るか、グループで考えさせると知恵を出し合って見つけていくことが出来るはずです。
三角形や台形、ひし形の面積も同様に、公式を発見させることが大事ですね。