図工 サソリの標本
図工 サソリの標本
簡単にできます。
作って遊べて、国語の作文の授業に使います。
🔵材料
輪ゴム
厚紙(または薄手の段ボール)
サソリの標本と印刷した紙
🔵必要なもの
ホッチキスとカッター
🔵作り方
①厚紙を正方形に人数分カットします。
裁断機やカッターなどで人数分切っておきます。
(高学年なら休み時間に係の子ら何人かに切ってもらうことも可能です)
②枠が 中に正方形の穴をカッターでくり抜きます。
③五円玉でもいいのですが、厚紙や薄手の段ボールを直径2cmぐらいの円(多少ギザギザの方が音が良く出ます)をハサミで切ります。
④円の両サイドに輪ゴムを2本、ホッチキスで留めます。
⑤正方形の枠の対角線に両方の輪ゴムを伸ばして外れないようにホッチキスでどちらも留めます。
⑥厚紙の枠にマジックでいろんな模様や絵を描いたら出来上がり❗️
⑦輪ゴムをぐるぐるねじって巻きます。
⑧サソリの標本と印刷した紙できれいに包めば、仕掛けの完成❗️
ドッキリイタズラ大作戦の開始です!
みんなでこの「サソリの標本」を作る前に私が仕掛け人になって、ドッキリイタズラ作戦をしておきます。
まず子どもたちを数人ずつ空き教室に呼びます。
他の子らには漢字練習など何か課題をさせて待たせておきます。
「珍しいサソリの標本を手に入れたけど、見たい❓」
「ここに危険と書いてあるけど、サソリは猛毒があるんだよ」
「サソリは砂漠で水がなくても何日でも生きてるんだって」
など真剣に話をします。(笑いをこらえながら)
このためにわざわざ本物の標本を買いました。
「開けて見てみる❗️」
おそるおそる子どもの一人が開けていくと・・・
「バタバタバタバタ‼️」
と輪ゴムが紙に当たる音が鳴ります。
子どもたちの
「ギャ〜〜‼️」
という悲鳴。
仕掛けを見て、
「何これ⁉️」
「も〜う❗️先生❗️」
「ゴメン、ビックリした❓これ作りたい❓」
「うん‼️」
「じゃあ、次のグループの子、呼んできて。絶対にナイショね」
というようにやっておくと、ワクワクしながらみんな作ります。
そして、ここから先が本番です。
国語の作文につなげるのです。
このドッキリ作戦の仕掛け人になって、その時の様子や会話を書かせるのです。
これまで作文指導の記事で紹介したように会話文を意識して、場面の様子を詳しく書かせます。
普段は、作文に苦手意識を持っている子も、楽しんで書いてきます。
ナイショの宿題にします。
「ただし、おばあちゃんやおじいちゃんにはしたらダメだよ」と言っておきます。
「それからお母さんにやって怒られても先生は、一切責任は取りません」
と念をおしておきます。
でも子どもたちは、もうワクワクウキウキしています。
さっそく休み時間には、他の学年の子らにドッキリ作戦をしにいく姿が見られます。
どんな作文を書いてきたのかは、また次回、記事で紹介しますね。
生活科や理科のゴムの働きの単元で作ってもいいですね。