最初の授業参観
🔴最初の授業参観
◯学年最初の授業参観は全力で準備をすることです。
◯保護者の信頼は、最初の授業参観で大きく左右されるからです。
◯特に初任者や若い頃には全力で準備することです。経験の少ないクラス担任の保護者の方々は少なからず心配な気持ちで参観に来られているからです。
◯少しでもその気持ちを払拭するためにも、準備が必要なのです。
◯まず、授業の組み立てや展開の仕方、子どもの登場する場面、発問の中身を吟味して、ノートに書き出し、頭の中で一度、授業をし、板書も練習しておくことをオススメします。
◯これをしておくだけで、気持ちに少しはゆとりが生まれます。
◯長年教員をしてきた私でも、最初の参観を一番重視しています。研究授業はいくら失敗してもいいのです。同僚や先輩、後輩教員にどう見られるかだけなのですから。
◯参観はそうはいきません。保護者の信頼を最初に得られないと、後々取り返すのは至難の業なのです。
◯参観の内容は、自分が保護者の立場に立って考えることです。
◯我が子がどんな形で授業に参加しているのか、先生の話をよく聞いているか、発言をしているかが参観していて、一番気になる所です。
◯次にクラス全体の雰囲気を見ます。落ち着いて授業を受けているかなどです。
◯そして、先生の授業の進め方を見られています。分かりやすいか、楽しめる内容なのかということです。
◯見ているだけの授業参観は、保護者にとっても長く感じるので、一部参加型の内容を取り入れてもいいのです。
◯忙しい中、せっかく学校に足を運んでもらっているのですから、授業の一部に参加してもらうのです。
◯例えば、一問だけクイズみたいな形にして、保護者の方々にも手を挙げてもらってもいいのです。
◯学年や教科に応じて、色んな工夫が出来るはずです。
◯保護者の方に参観に来て良かったと思ってもらえるような内容を考えてみてください。