国語 授業参観ネタ
国語 授業参観ネタ
「体の名前と動きをあらわす言葉」
参観日の授業は、子どもは、もちろんの
こと、保護者の方にも来て良かったと思
ってもらえるように工夫をしています。
低学年でできる国語の授業を紹介します。
子どもの全身の絵を大きく模造紙に描いて貼ります。
体には、どんな所があるかな❓
を考えて、発言してもらいます。
目、耳、口、鼻、頭、胸、おなか、足、手などいっぱい出てきます。
それから、
ひじ、ひざ、髪の毛、あご、かかとなども出てくるように、
場所を指差しながら
「ここは何と言うのかな」
と考えさせます。
出た言葉は、黒板の子どもの絵に線を引いて書き込んでいきます。
調子に乗った子が
「おっぱい!」
と言う時もあります。
「みんなも赤ちゃんの時飲んだからこんなに大きくなったんだよね〜」
とサラッと受け流して、次に進めたらいいのです。
英語のゲーム「ヘッド・ショルダーズ・ニー&トゥーズ」をここで少ししてもいいですね。
体の名前がほぼ出たら、動きの言葉に移ります。
口なら
話す
食べる
吹く
吸う
吐く
噛む
喋る
などがあります。
そのようなやり方で、
目、頭、足、手などを使った動作を表す言葉をそれぞれ出していきます。
低学年の語彙力でも結構出てきます。
クラス全員が発表できるように、前回紹介した名札マグネットを貼りながら、指名していきます。
授業の最後に
「ハンカチをポケットから出します」
「手で 広げる〜❗️」
「手で はしっこを つまむ〜❗️」
「手で ハンカチを ふる〜❗️」
と言いながら、
「これで今日の勉強は終わりです〜❗️」
新任一年目の初めての参観日でこの授業をしました。
緊張しまくっていた私でしたが、奇跡が舞い降りました。
この瞬間に終わりのチャイムが鳴りました。
必死で考えた授業を神様が見ていてくれたのでしょうか?
30年も前の授業ですが、あんなにピッタリ終わった授業は、それから一度もありません。
その後の懇談会では、たくさんの保護者の方から
「観ていて、とっても楽しかった授業でした〜❗️」
とうれしい言葉をかけていただきました。
低学年の参観日におススメの授業です。
このしゅん
たくさんの子が発表することができます。