体育 パラリンピック
体育 パラリンピック
2020年の東京オリンピック•パラリンピックに向けた準備が進められています。
パラリンピックの競技で車イスバスケットはご存知の方も多いでしょう。
学校でも、車イスバスケットを総合的な学習の時間で取り組んでいる学校もよくあります。
前回の記事でも書きましたが、子どもにとってバスケットボールは、難しいのです。特に3年生や4年生ではポートボールをしてバスケットボールはまだなので車イスバスケは、さらに難しいのです。
そこで、「車イスツインバスケットボール」に取り組みました。
どんな競技かというと、フリースローの円の中にもう一つ低いゴールがあるのです。玉入れのカゴのようなものです。
ツインバスケットは、障がいのレベルで車イスバスケットボールが難しい人も競技出来るように考えられたものです。
障がいのレベルによって、ルールが違います。
もともとある高いゴールにシュートする人
低いゴールに円の外からシュートする人
円の中に入ってシュートできる人
このような違いがルールに盛り込んであるのです。
社会福祉センターで、ツインバスケット用のゴールと車イスをたくさん借りてきました。
地域におられた車イスツインバスケットボール選手の方をゲストティーチャーにお迎えしてお話を聞いてから、ツインバスケットの体験をしました。
ゲストの方は、仕事中の事故で下半身だけでなく、腕の力も入りにくいので、車イスの操作もゆっくりです。
でも、スポーツをできる楽しみや喜びを伝えてくれました。
前回に紹介したルールを自分たちで考えて、みんなで楽しむ点は、まさに共通しています。
総合的の学習の時間、様々な取組をされているかと思います。
この車イスツインバスケットボールは、パラリンピックの種目ではありませんが、他にもたくさんの競技があります。
ぜひチャレンジしてみてください。
大切な学びができるはずです。