遊び ジャレ合いっこ
遊び ジャレ合いっこ
休み時間によく子どもたちはジャレ合っています。
特に中学年までの男の子は、ジャレ合いっこが大好きです。
わけもなく抱きついたり、たたかいごっこをしています。
たまにやり過ぎて、そこからケンカになる事もよくあります。
でも、そんな場合はすぐに仲直りできます。小さな頃にたくさんジャレ合う事は大切なのです。
私も時々老体にムチ打って、ジャレ合いにお付き合いしています。
たたかいごっこでは、私が怪獣になったり、大魔王になったりして遊んでいます。
子どもたちがたくさん集まってきて、私に挑んできます。
中にはカンチョウしてきたり、大事な所をもんでくる子がいて、散々な目に遭い、這々の体で、
「参った〜もう勘弁して〜」
と逃げ出す羽目になります。
こうして遊んでいると気になることが見えてきます。
友だちと上手にジャレ合い、遊べている子は、ちゃんと加減をして、パンチやキックが出来ています。
ところが、パンチやキックが加減出来てなくて痛い子がいます。そんな子はやはり友だちとのトラブルが多かったり、コミュニケーションが上手く取れていない場合が多いのです。
だからこそ、ジャレ合い遊びに入って、
「それはちょっと痛いから、これくらいの強さでやるんだよ」
と教えてあげるのです。
そうすることで、少しずつ加減を覚え、ジャレ合い遊びを楽しくできるようになってきます。
あと、目を配らないといけないことは、一見ジャレ合い遊びに思えても、一方的にしているケースです。
どちらも楽しんでいるジャレ合い遊びではなく、イジメになっているケースを絶対に見逃さないことが大切です。