子どもにも役割を
⭐︎子どもにも役割を
昔、子どもは家の仕事を手伝い、もっと働いていました。
もっと昔は、日本でも小学校に行きたくても通えなかった子が多くいました。
児童労働という点では、現在も途上国では問題となっています。
日本は豊かになり、子どもを働かせることはなくなりましたが、勉強と遊びだけで何もさせなくなってきています。
「勉強だけちゃんとしていればいい」
家の手伝いをしている子もとても少なくなってきています。
子どもだって、家庭での役割として、小さな事でも何かをさせる事は大事だと思います。
人の役にたつ、自分の役割がある事は大切なのです。
食器運び、お風呂掃除、靴並べ、玄関掃除、洗濯たたみ、
家で何か役割を担っている子は、どこかしっかりしています。
勉強だけでなく一つでもいいので、ぜひ役割を担わせてあげてほしいと思います。
せめて、自分の履いた上靴を洗ったり、給食セットを洗ったりするぐらいは、自分でしてほしいと思います。
子どもは、いつもしてもらうだけの存在では成長しません。
家族のためになる事、自分がしないと家族が困る、その積み重ねが、大きくなった時の責任感や勤労意欲の土台になると考えています。
こんな事を学級通信で保護者の方に伝えています。
(以前の記事へのコメントの返信で書いた文に加筆・修正をして掲載しました)