社会科 工業の授業 導入
社会科 工業の導入の授業
まず、工業は、これまで学習してきた農業や水産業とは、違う点を考えさせます。
原材料を加工して作る産業だということを押さえます。
導入では、身近に工業製品がたくさんあり、私たちのくらしの中で使われていることに気づき、興味・関心を持たせることが必要です。
教室にある工業製品を見つけようというと、たくさん出てきます。
鉛筆、筆箱、カーテン、靴、照明器具、テレビ‥‥
ノートにイラストと製品名を書いていきます。
学校にあるものにしてもいいですね。
次に家にある工業製品を書かせます。
学校にはないものを考えさせても面白いですね。
宿題にすると、
「こんなに見つけてきた❗️」
と楽しそうに見せてくれます。
子どもたちが見つけてくれたものを分類しても面白いです。
電気工業、繊維工業、自動車工業など身の周りには、たくさんの工業製品があることに気づく所から始めていくのです。
次に、その中でハテナ❓疑問に思うことを考えさせていくのです。
材料は❓
どうやって作っているのか❓
どんな工夫をして作っているのか❓
どこで作っているのか❓
どんな苦労があるのか❓
などを考えさせる活動をした上で、教科書にある工業について学習を始めたらいいのです。
グループごとに工業製品を一つ選んで、調べ学習を進めてもいいのです。
工業製品による違いや、共通点を考えることもできて、幅広く考える学習活動ができます。
グループごとに手紙を書いて送ると、質問に答えて、広報担当の方から返事をくださったり、パンフレットを送ってくださったりしてダイナミックな取組ができます。