算数 3年生 あまりのある割り算
算数あまりのある割り算 その1
2年生で 割り算の学習をしていますが、忘れている子も多いと思います。事前にプリントの宿題を出した方がいいでしょう。
導入は、
20個のアメを3人で分かると1人何個ずつになりますか?
というような問題を黒板やプリントで出します。教科書を見てしまうと考え方が書いてあるので、まだ見せずに考えさせます。
分けるという言葉があるので、何人かは割り算だと言うでしょう。
でも、ほとんどの子は戸惑います。
今までは、九九を使ってピッタリと割り切れていたからです。
このとまどいや、困り感をペアやグループで出せるようにして、みんなで考えていきます。
まず、困っていることを出してもらいます。
「3の段の九九で出来ない」
「ピッタリがない」
などが出てきます。
どうやって、分けたらいいのだろう?いくつずつ分けるの?ということを聴き合いながら進めていくことで解決した時のスッキリ感が味わえます。
すでに知っている子には、どうしてそうなるのかを言葉で説明してもらいます。
答えは分かっていても、分かっていない子にナットクしてもらうには、とても苦労します。
「今のAさんの説明でわかった❓」
「う〜ん❓」
とスッキリしない子もたくさんいます。
「絵を書いて説明していい❓」
という言葉が出てきたら、ナイスです。
ペアに紙をわたして、絵を書いて考え合わせます。
絵や図を書いて考えていく子どもたち。
「なるほど〜❗️」
「そうか〜‼️」
という言葉が出てき始めます。
そこで前に大きめのタイルを貼って、❓から❗️になった子らに考えを出してもらいます。
20個のアメを3人に分けていくと…と言いながら一つずつ分けていくと、6個ずつ分けられる。
じゃあ、残ったこの2個はどうするの❓
分けていいの❓
ダメ〜‼️
じゃあどうするの❓
ここで
余るという言葉をおさえます。
そして、ピッタリ割れない割り算があることを
確かめ合います。