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授業力アップ 学級経営

小学校教員の授業力アップや学級経営について紹介します

運動会 演技の指導

運動会  演技の指導

 

  運動会の練習に忙しい日々を過ごしている先生も多いかと思います。

  特にダンスなど演技指導はたいへんです。

  ただ熱心になるあまり、怒鳴りつけるような指導になっていないでしょうか?

 

   指示は、できるだけ短く、明確にすることが大切です。運動場で大きな声でダメ出しをしても子どもの意識にはほとんど届いていないことを自覚している先生は、マイクを使わずに「いいよ❗️」「カッコイイ❗️」とうまくのせています。

 

 また、指示が分かりやすい先生は、曲に合わせて、動作に言葉を付けています。

「1.2.3.4.5.6.7.8」

とカウントするのではなく、

「ヒラヒラ、回って、バーンザイ」

というように振り付けをリズムにのせた言葉をうまく作って覚えやすくしています。

 

   ダンスなどの指導は、演技を細かく分割して、一つ一つその演技ができているかを判定してあげるとスムーズにいきます。

 

   全員を一斉指導しても、完成まではかなり時間もかかります。20%ぐらいの子ができていれば、合格した子らに「コーチ」になってもらって少人数のグループに分かれて教えあう方がはやくできます。

 

  休み時間に曲を流して、何人かずつ「コーチ」といっしょに練習してもらえば、教師がついて教えるよりよっぽど上手くなります。「コーチ」もどんどん増えていきます。名称は名人でもインストラクターでもなんでもかまいません。

 

  先生は仕事しながら、「だいぶ上手くなってきたね〜」と意欲を引き出す言葉をかけるだけでいいのです。

 

 楽しむ練習をして達成感の味わえる運動会にはしてください。