社会科 工業の特色
⭐︎社会科 工業の特色
🔴大工場と中小工場
教科書には、日本の工業と特色の一つとして、中小工場の割合が多い事が挙げられています。
そして大工場の関連工場として、中小工場が位置付いていることが書かれています。
また、中小工場が独自の新しい技術開発をしている例として、ゆるまないナットを開発したハードロックという会社が取り上げられています。
「下町ロケット」や「陸王」などのドラマは、まさに町工場の努力が描かれています。
原作者の池井戸潤さんの著書は、本当にどれも面白いのでおススメです。
そこに働く人たちの願いや想い、工夫や努力を考えられるような授業をしてほしいと思います。
地域に工場があれば、子どもたちといっしょに見学をして、聴き取りをすればいいのです。
それが無理なら教師だけでも訪問をして教材にしたらいいのです。
教科書の内容を飛び越えた授業は、子どもの心を揺さぶります。
でも、そんな形の授業は時間もかかるので、毎回は出来ません。
どこかに重点を置いて進める必要があります。
教科書を中心にした授業であれ、中小工場を単に大企業の下請けとして捉えるような展開の授業にしてはいけません。
🔵ここでのポイント
①中小工場が独自の工夫や努力をしている事
②横の連携をとり、協力しあっている事
この事に焦点当て、考えさせる授業を展開させるといいと思います。
授業で下町ロケットや陸王の話に触れると子どもたちも興味を持って学習に取り組めるかもしれませんね。